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岡山・イールドギャラリーで有田焼「2016/」 16組のデザイナーが新たなスタンダードを

イールドギャラリーの平井利幸さん

イールドギャラリーの平井利幸さん

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 有田焼ブランド「2016/(ニーゼロイチロク)」(佐賀県有田市)の期間限定ショップが現在、「ELD(イールド)ギャラリー」(岡山市北区横井上)で開かれている。

「ELD(イールド)ギャラリー」内の様子

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 2016(平成28)年、有田焼は400年を迎えた。「2016/」は、ディレクターの柳原照弘さんとショルテン&バーイングスを中心とした16組のデザイナー、窯元・商社で構成したブランドで、2016(平成28)年にスタートした。2人が手掛ける「エディション」とデザイナーが作る「スタンダード」の2シリーズを提供している。

 イールド・ギャラリーの平井利幸さんは「有田焼はつやつやした白い磁器で、赤や青の絵付けが鮮やかな焼き物。国内外のデザイナーがこの特徴を生かす作品もあれば、くつがえすことで新しい挑戦をしている作品もある。400年の伝統ある技術と新しい挑戦に共感し、期間限定ショップを開いた」と話す。

 スイスの3人組「ビッグゲーム」のコーヒードリッパーやケトル・ポットや、スイス人デザイナーデュオのクーン・カプートのの朱色・青色・黒色などのグラデーションを付けた花瓶、ドイツ出身ジュエリーデザイナーのサスキア・ディーツさんのうろこをモチーフにした指輪やブレスレットなど。日本人デザイナーは、藤城成貴さんが有田焼の絵付けに使う赤に着目した作品を展示するほか、ディレクターの柳原さんの作品も展示している。

 ギャラリーに併設するカフェ「TOWER COFFEE(タワーコーヒー)」では会期中、コーヒーやカフェオレを注文時、出展デザイナー3人の6種類のカップのいずれかで提供している。

 開催時間は10時30分~18時30分。火曜定休。10月11日まで。

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