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岡山で「よる会」オンライン開催へ 初回は「豪雨被災者から学ぶ体験と備え」

「よる会」進行役を務める岡山NPOセンターの白幡めぐみさん

「よる会」進行役を務める岡山NPOセンターの白幡めぐみさん

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 岡山NPOセンター(岡山市北区表町1)が6月18日、トーク交流イベント「よる会」をオンライン開催する。

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 「よる会」は、「近くて遠いさまざまな社会の課題に心を寄せて語り合う会」の略。進行役を務める岡山NPOセンターの白幡めぐみさんは「聞いたことはあっても関わることがなければ、当事者やその背景について知ることはない。身近にある社会課題について、当事者を交えて語り合うことで自分ごとをする機会をつくる。夜、寄り添う、集まる、背景やつながりを知るなどの意味から『よる会』と名付けた」と話す。

 初回は、平成30年7月豪雨被災者の大塚さやかさんをゲストに招く。大塚さんは、倉敷市真備町の自宅が浸水し救助を受けた経験や、被災直後から災害支援のボランティア活動のこと、その後、NPO団体として地域のケアサポートを続けた経験、防災や災害への備えについて話す。

 白幡めぐみさんは「身近にいても聞くこともなかった当事者の声やストーリーを、ゆっくりと聞く機会。私たちの周りにある社会の課題に気づき、自分にできることを考えるきっかけにしてほしい」と話す。

 第2回は、聴覚障がいのある両親を持つ磯田容子さん、第3回は母親の介護を小学生から始めたという冠野真弓さんをゲストに招く予定。

 開催時間は19時~20時30分。参加費は、一般=1,000円、学生=500円。

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