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岡山・飛竜が「生ラーメンブラックしょうゆ味」 創業80周年を記念

(左から)飛竜の研究開発部・部長の岡﨑信人さんと販売促進課の松本悠助さん

(左から)飛竜の研究開発部・部長の岡﨑信人さんと販売促進課の松本悠助さん

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 麺製品製造販売の「飛竜」(岡山市北区撫川)が創業80周年記念商品「生ラーメンブラックしょうゆ味」の販売を始めて1カ月がたった。

「飛竜」創業80周年記念商品「生ラーメンブラックしょうゆ味」

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 同社は1941(昭和16)年に創業。創業者の赤木万雄さんが父の精米所を引き継ぎ、うどんの製麺を始めた。使用していた日清製粉の小麦粉の名前が「飛竜」だったことから、1967(昭和42)年に現在の社名となった。

 現在は、1955(昭和30)年に発売した「1食生ラーメンしょうゆ味」など約50種類の商品を製造。同シリーズには、みそ味、豚骨しょうゆ味もあり、ブラックしょうゆ味を今回、販売する。

 「1食生ラーメンブラックしょうゆ味」は、中細のストレート麺で湯切りをせず食べることができる麺と黒いスープのセット。同社研究開発部・部長の岡﨑信人さんは「黒いスープは有名な富山ブラックを連想させるが、味は全く違う。2014(平成26)年に岡山の名物『えびめし』とのコラボ商品として販売したえびめし風味焼きそばをヒントに、黒いスープを考案した。ニンニクを効かせ黒コショウを入れてスパイシーな味わいにした。サバなどを使った魚粉とかきのエキスを入れたスープは見た目にも味にもインパクトを持たせた」と話す。

 同社販売促進課の松本悠助さんは「新型コロナウイルス感染拡大のため、2年前には2時間で1200杯のうどんを振る舞ったことがある創業祭が昨年からできていない。以前のようなイベントが開けるまでは、家で手軽に作れる同商品で楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 価格は150円(目安)。

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