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岡山・フルーツ笛の作品展 本物そっくりの桃・オレンジ・メロン・マスカットなど

「オカリーナ作品展2021~フルーツ笛の収穫祭~」を開くオカリナ奏者・軽部りつこさん

「オカリーナ作品展2021~フルーツ笛の収穫祭~」を開くオカリナ奏者・軽部りつこさん

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 オカリナ奏者・軽部りつこさんの「オカリーナ作品展2021~フルーツ笛の収穫祭~」が12月2日、「パブリックカウンター」(岡山市北区石関町)で開かれる。

「オカリーナ作品展2021~フルーツ笛の収穫祭~」に出品される桃笛1

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 軽部さんは3歳からピアノを習い始め、大学ではフルートを専攻。大学時代にオカリナに出合い自ら製作するようになった。オカリナの展示を行うのは17年ぶりになる。

 昨年夏には、オカリナにある12個の穴を5個に減らした笛を童謡「桃太郎」を吹ける「桃笛」として販売。今回、展示するフルーツ笛は、テレビ番組に出演したときの明石家さんまさんの提案をきっかけに今年の7月ごろから製作し始めた。

 フルーツ笛の種類は、リンゴ・青リンゴ・バナナ・オレンジ・ミカン・柿・メロン・イチゴ・マスカット。桃笛と同じ5つ穴の笛のほか、1つ穴のイチゴやマスカットの笛もある。大きさによって音の高さが違い、合奏して楽しむことができる。

 軽部さんは「メロンの網目模様や柿のへた、ミカンのブツブツなどを工夫しながら本物そっくりに作った。吹いている姿がフルーツを食べているようにも見えて楽しい。子どもの頃、合唱や合奏が楽しくて音楽が好きになった。音楽への入り口として『楽しい』を提供したい」と話す。

 桃笛はこれまでに約800個を販売。軽部さんは「桃太郎の歌を吹ける人が増えた。フルーツ王国とも言われる岡山で、たくさんのフルーツで桃太郎を演奏できるオーケストラ演奏も企画して楽しみたい」と意欲を見せる。

 当日は、フルーツ笛のほかバス・テノール・アルト・ソプラノなど5種類のオカリナの販売も行う。軽部さんによる演奏も予定する。

 開催時間は10時~18時。8日まで。

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