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岡山・北長瀬にコワーキングスペースと書店の複合施設 集中しやすい環境を

「リトルプレイスきたながせ」を運営する「早島・地所」社長の佐藤勝司さん

「リトルプレイスきたながせ」を運営する「早島・地所」社長の佐藤勝司さん

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 コワーキングスペースなどの複合施設「Little Place Kitanagase(リトルプレイスきたながせ)」(岡山市北区北長瀬表町3)が1月20日、オープンする。

「Little Place Kitanagase」の外観1

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 運営するのは、不動産業を営む「早島・地所」(早島町)。2020年4月に岡山総合展示場「コンベックス岡山」のある岡山県総合流通センター内に「リトルプレイスおかやま」(北区大内田)を開設した。これまでは個人住宅用の土地売買を主にしてきた。

 同施設は、コワーキングスペースのほか、書店、不動産の窓口を設置する。コワーキングスペースは、1人用のブース6部屋とオープンテーブル4席を設ける。ガラス面が多く天井の高い「リトルプレイスおかやま」とは違い、黒を基調とした落ち着いた内装とダウンライトで仕事や勉強に集中しやすい環境を提供している。施設内にはレコードから音楽が静かに流れている。

 コワーキングは、毎日使える基本プラン(月1万6,500円)とバーチャルオフィスプラン(月1万1,000円)を用意。1日だけ利用のドロップイン(2,200円)、時間利用(1時間550円)も準備している。電源とWi-Fiが使用でき、コーヒーや紅茶などのドリンクは無料。6人収容の会議スペース(1時間550円)も使うことができる。

 書店は、約600冊の書籍を販売する。ビジネス書や自己啓発書だけでなく、アートや建築、インテリアから、間取りや不動産投資など不動産に関連した書籍も並べる。

 同施設のコンセプトの「自分の理想を叶(かな)える場所」は、同社のコンセプトでもあるという。コワーキングスペースの利用者が快適に仕事をするスペースを提供することにとどまらず、ビジネスのステップアップをサポートする。利用者が事務所や店舗を検討するときには、不動産担当スタッフに相談ができるように窓口を設置した。

 同社・社長の佐藤勝司さんは「JR北長瀬駅周辺は開発され始めたばかりの新しいまちであり、情報発信地でもある問屋町にも近く、クリエーターやビジネスマンが集まる場所になる可能性がある。施設内は、可動できるも家具を使い、コロナ感染症の状況を見てセミナーなどのイベントや交流会などを企画したい」と話す。

 営業日は木曜~土曜、第1・3日曜。コワーキングスペースの利用時間は8時30分~22時。受付・書店・不動産窓口の営業時間は10時~17時。

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