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岡山に自家製ソーセージの店-食肉加工会社出身の店主が開業

店舗外観。中山下のフレンチ「シェフ」の跡

店舗外観。中山下のフレンチ「シェフ」の跡

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 岡山市内に自家製ソーセージとワイン・ビールの店「Gourmand Sonowa(グルマン ソノワ)」(岡山市北区中山下1、TEL 086-238-6599)がオープンして2カ月が過ぎた。開店は12月3日。

腸詰め製作をする其輪さん

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 店舗面積は約17坪。座席数はカウンター6席、テーブル14席の計20席。店名は、フランス語で「美食家」「食いしん坊」を意味する「グルマン」に、店主・其輪(そのわ)和明さん(35)の名字を合わせた。

 「いずれは岡山で独立を」と思い続けてきたという其輪さんは、東京や岡山などのカフェやフレンチに15年勤務してきた。フレンチ勤務時代にメニューで扱っていたハムやソーセージなど加工肉の世界に興味を持ち、その後、神奈川のフランス食肉加工会社、ドイツ食肉加工会社で、それぞれ製造から販売までを学んだという。

 メニュー「本日のソーセージ」には「ウインナー」「チョリソー」(以上780円)などスタンダードなものに、日本では聞き慣れないものも加え最低4品をそろえる。そのほか、豚の肩肉を煮込んでほぐした「豚のリエット」(500円)、ドイツを代表する塩漬け豚すね肉を柔らかく煮込んだ料理「アイスバイン」(1,300円)、腸詰めではなく型に入れて焼いたソーセージ「ケーゼ」をサラダと共に提供する「サラダ ケーゼ」(900円)など。「本日のチーズ」「本日のスープ」なども用意する。

 ビールは、ドイツ・フランス・ベルギー産など10種類、ワイン(グラス800円~、ボトル2,800円~)はドイツ・フランス・イタリア産など40種類を常時そろえている。ウイスキーやカクテルなども用意。

 客層は20代後半~60代前後と幅広く、以前勤めていた店の客が独立したのを聞きつけて来店したり、通りすがりで「気になって入った」という客などでにぎわっているという。「皆が知らないメニューも少しずつ加えたい。どうすれば食べていただけるのかを考えるのが仕事。ニーズに合わせ、野菜の料理を増やし、アレルギー対応のソーセージも今後は考えたい」と其輪さん。

 営業時間は18時~23時。水曜定休。

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