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総社で422人がバトンをつなぐフルマラソン 世界記録挑戦も

主催団体の事務局を務める「みんなでつくる財団おかやま」の森田悠太郎さんら

主催団体の事務局を務める「みんなでつくる財団おかやま」の森田悠太郎さんら

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 延べ422人でフルマラソンと同じ42.195キロを走る「422マラソンリレー」が8月28日、総社市北公園陸上競技場(総社市福井)で行われる。

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 参加ランナーは競技場のトラック100メートルずつを走り、合計42.195キロの距離をバトンでつなぐ。参加に年齢制限はなく、車いすユーザーも参加できる。

 当日は、ケニア人でフルマラソンの世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手の持つ2時間1分39秒に挑戦する。併せて、同日に高松市屋島競技場(香川県高松市)で開催される香川大会でも記録に挑戦する。

 主催団体の事務局を務める「みんなでつくる財団おかやま」(総社市中央2)の代表理事だった石田篤史さんの呼びかけで、2008(平成20)年に第1回が開催された。2014(平成26)年の第7回大会まで行われ、これまで2歳~87歳のランナーが参加した。

 同イベントは、スポーツを入り口として、地域課題や地域を支えるNPOなどを知ってもらい寄付を身近に感じてもらうことを目的に開く。当日はNPOなどがブース展示を行うほか、つばさクリニック(倉敷市)などの企業や個人から集められた寄付金をどの団体に寄付先にするかを選べるブースも設ける。

 このほかに、希望者に対して気軽に楽しみながら寄付できる取り組みとして、「かき氷を1回食べるごとに100円を寄付する」や「1キロのランニングをしたら100円を寄付する」など自分のアクションを決めて寄付する「寄付アクション」、「同マラソンのランナー一人につき100円の寄付する」と宣言して寄付をする「寄付宣言」を準備する。

 同財団スタッフの森田悠太郎さんは「家族や友人、職場などでの参加など、みんつくの語呂に合わせて329人の参加者を募っている。地域課題・社会課題も現場で活動する人と、活動を寄付で支える人とが力を合わせてより良い未来を作れるように、多くの人の力を合わせて世界記録を目指す」と話す。

 当日は飲食コーナーを設け、ナッシュカリーのカレー、ラーナカンパネッラのイタリアン、モン・ラパンのパニーニ、ナイス・チュロスのチョロスなどを、キッチンカーやテントで販売する。

 9時30分集合。出走予定時間は10時。参加無料。申し込み締め切りは8月19日。

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