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岡山の家具・雑貨店イールドが洋菓子店「ブリック」 カフェとも連携

スタッフの杉原あおいさん

スタッフの杉原あおいさん

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 洋菓子店「BRICK(ブリック)」(岡山市北区横井上)が2月23日、家具・雑貨店「ELD(イールド)」の隣にオープンした。

ブリックの桜ブリックケーキ

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 同店を経営する「イールドインテリアプロダクツ」(同)は2002(平成14)年に創業。オリジナル家具や住宅・店舗などの建築デザイン・設計施工を行う。家具・雑貨店「ELD(イールド)」に併設する形でカフェ「タワーコーヒー」を2013(平成25)年にオープン。2018(平成30)年、現在の店舗にリニューアルする。

 ブリックは、タワーコーヒーで提供するケーキなどの種類を増やしテイクアウト専門店として展開する。テーマは「おいしい・やさしい・おもしろい」。イールドの平井利幸さんは「タワーコーヒーに遊び心のある菓子作りが得意なスタッフがいて、もっと多くの人に楽しんでもらおうと企画した。おいしいだけでなく、体に優しい素材を使い、一風変わった形や色、組み合わせを考える。店名の『ブリック』はレンガを意味する。レンガは古くからある定番の素材だが、使い方によって新しい商品に変わるように、当店の菓子も一味違う商品を提供する」と話す。

 四角いケーキ型で焼くイギリスの家庭菓子「トレイベイク」を2品用意。クリームチーズカスタードとバターソテーしたリンゴとシナモンを加えた「ブリックケーキ(アップル)」(500円)と、「一保堂茶舗」の抹茶を使った生地にイチゴを入れ、桜の塩漬けを練り込んだバタークリームを塗った「ブリックケーキ(さくら)」(450円)もそろえる。

 岡山県産の全粒粉「ふくほのか」、きび砂糖、米油を使い、卵やバターを使わないスコーンは、プレーン(300円)、抹茶とホワイトチョコ(350円)、ブラック(380円)、抹茶と大納言(480円)の4種。スコーンサンドは、ブラックスコーンに生チョコを挟んだブラックサンド(500円)、和菓子店「華宵庵」(中区今在家)のあんを使ったあんバターサンド(550円)、ラム無花果(いちじく)とクリームチーズサンド(580円)の3種をそろえる。

 落酒造場(真庭市)の日本酒、豆乳、米粉、蜂蜜を使った焼きたてカヌレは、プレーン(300円)、ショコラ(350円)、抹茶(380円)の3種を用意。

 季節のグラスデザートは、瓶の中に下から安富牧場(北区下足守)のミルクプリン、果物のコンポートなど、生クリームの3層で提供する。現在は、オレンジとピンクグレープフルーツを白ワインのジュレで合わせた「オレンジ」、岡山県産のイチゴをコンポートにクミンのアクセントを加えた「ストロベリー」、尾原珈琲(倉敷市鶴形1)のコーヒー豆を使ったコーヒーゼリーの「コーヒー」(以上550円)を用意している。

 タワーコーヒーでも、ブリックの焼き菓子5種をワンプレートにした「ブリックプレート」(1,500円)を提供するほか、ブリックケーキやガトーショコラ、バスクチーズケーキなどを用意している。

 平井さんは「レンガ風の店も自社で作った。当社らしいアイデアで、見た目も味も面白い商品を楽しんでほしい」とも。

 営業時間は11時~17時。火曜定休。

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