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「おかやま旭川遊覧クルーズ」が定期運航 岡山城などを水上から楽しむ

「おかやま旭川遊覧クルーズ」の吉田大助社長

「おかやま旭川遊覧クルーズ」の吉田大助社長

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 「おかやま旭川遊覧クルーズ・烏城(うじょう)水遊舟」の定期運航が4月18日、始まった。

「おかやま旭川遊覧クルーズ・烏城(うじょう)水遊舟」で見る岡山城

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 クルーズ船は12人乗りの動力の付いた屋形船。船は、石山公園近くの桟橋を出航し、月見橋を潜り、昨年11月にリニューアルオープンした岡山城を右手に見ながら南下する。相生橋周辺でUターンし、1989(平成元)年に岡山市制100周年記念で設置された、裸の子どもが両手に大きな桃を天にかざす像「水辺のももくん」を見ながら北上する。岡山後楽園の正門入り口に続く鶴見橋周辺でUターンして戻る約30分のコース。

 船内では、歴史や文化を中心に解説する音声ガイドを流す。音声ガイドはRSK山陽放送(天神町)のアナウンサーが読み上げる。

 同クルーズは2021年から2年間、「旭川かわまちづくり事業」として社会実験を行ってきた。同エリアには以前からスワンボートがあり、近年、桃型のボートが話題となっていた。社会実験の中から子連れや年配客にも、水上からゆっくり楽しめる遊覧船に乗りたいと声が寄せられたという。

 「おかやま旭川遊覧クルーズ」(表町2)の吉田大助社長は「近隣住民からの声が事業の発端となった。子どもの頃、旭川で泳ぎながら見た岡山城や後楽園を含めた光景が好きだったと聞き、岡山が誇る景色の新たな側面を観光客だけではなく、地元の人にこそ見てほしい」と話す。

 運航時間は10時~17時。料金は、大人=1,500円、子ども=750円。

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