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岡山市議会が「子ども模擬議会」 小学生が市長、議長、議員の役に

岡山市議会・議会運営委員会の吉本けんじ委員長と林敏宏副委員長(右から)

岡山市議会・議会運営委員会の吉本けんじ委員長と林敏宏副委員長(右から)

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 小学5・6年生を対象とした「子ども模擬議会」が7月23日、岡山市議会・本会議場で開かれる。

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 岡山市議会・議会運営委員会が主権者教育の一環として、子どもに社会や政治、市議会に関心を持ってもらうために初めて開催する同イベント。これまで、同委員会では「こども向け市議会ガイド『市議会ってなぁに』」を作成し、小学6年生向けに配布し、ホームページでも公開している。

 当日、始めに議会の仕組みを説明。参加者は、議長、副議長、市長、各局長、議員の役を割り当てられる。議員が行う質問と市長などが答える答弁は、防災、放課後児童クラブ、プラスチック資源循環法など小学生でも身近に感じられる内容や、岡山市独自の取り組みを知ってもらえる内容としてあらかじめ用意したものを用いる。

 委員長の吉本けんじ議員は「議会や議員の仕事に小学生の頃から触れてもらい、行政の仕事や議員の仕事に関心を抱いてもらうことは大切。子ども、保護者の、投票率を含めた政治参画の意識の醸成の一助にしたい」と話す。

 副委員長の林敏宏議員は「現在、定員の3倍ほどの応募があり、興味を持つ人が多いことはうれしい。別の委員会では、実際に子どもたちの意見を聞く子ども議会も検討している。より開かれた議会を目指す」と話す。

 開催時間は10時~12時。定員は30人程度(保護者同伴)。

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