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岡山で日本酒巡り「ちどりあし」 24店で蔵元と交流しながら地酒

実行委員長の岩月崇浩さん(中央)とスタッフ

実行委員長の岩月崇浩さん(中央)とスタッフ

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 岡山市北区の磨屋町・表町の周辺で5月14日、日本酒巡りイベント「ちどりあし」が開かれる。主催はSAKEコブラツイスト。

これまでの「ちどりあし」の様子

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 4回目の開催となる同イベントには、24の飲食店と蔵元が参加。2店舗・2蔵が加わって過去最多の参加数となる。蔵元と飲食店のペア24組をつくり、各蔵の酒を1杯目は無料で提供し、飲食店は酒に合う料理(500円)を用意する。岡山県内22の蔵元のほか、新設の復興支援特別枠で「花の香酒造」(熊本)と「福羅酒造」(鳥取)が初参加。

 岡山の地酒を知ってもらう機会について、実行委員長の岩月崇浩さんは長年検討していた。「広島酒場めぐり地ぐ酒(ざ)ぐ」に参加し、蔵元と飲食店が一緒ににぎわう雰囲気を岡山でも実現できたらと思い、賛同する関係者に呼び掛けた。岩月さんは「蔵開きが一通り終わって、気候がよい5月に地酒を味わってもらえたら。蔵元さんと直接話せることが楽しみなお客さまも増えてきた」とうれしそうに話す。

 参加者は「ちどり手形」というマップを購入し、各店でスタンプを押してもらい、つまみ代を支払って飲食を楽しめる。初年度は参加者750人、昨年は約1100人に達した。毎年全店舗を制覇する地酒ファンが一定数いるという。

 岩月さんは「店内が混み合うので相席をお願いすることがある。初対面のお客さま同士で盛り上がる様子も普通になってきた。気軽に各自のペースで楽しんでもらえたら」と話す。実行委員が発信する「ちどりあし当日用フェイスブックページ」で参加店の待機状況を参照することを推奨している。

 開催時間は13時~19時。入場券「ちどり手形」は、前売り=1,000円、当日=1,500円。

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