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岡山県営球場で川相昌弘監督が采配 創志学園出身の高田投手の活躍も

開始式であいさつする読売ジャイアンツ3軍の川相昌弘監督

開始式であいさつする読売ジャイアンツ3軍の川相昌弘監督

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 読売ジャイアンツ3軍が9月19日、岡山県営球場(岡山市北区いずみ町)で関(かん)メディベースボール学院(兵庫県)と練習試合を行った。

マウンドに立つ高田萌生選手

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 同3軍の川合昌弘監督は岡山県立岡山南高等学校出身、現役時代は読売ジャイアンツと中日ドラゴンズで内野手として活躍した。通算533本の犠牲バントのギネスブック記録を持ち、通称「バント職人」と呼ばれている。昨年新設された同3軍の監督に初めて就任した。

 開始式では岡山市市民生活局長の荒島茂樹さん、川相監督があいさつ。川相監督は「思い出が多い、懐かしい球場で試合ができてとてもうれしい」と話していた。

 同球場には平日にもかかわらず約300人の観戦客が訪れた。1塁側で観戦していた70代男性は「川相監督がこの球場に帰ってきてくれてうれしい。息子の川相拓也選手も一緒に活躍するのが楽しみ」と話していた。

 同3軍には、昨年春と夏のセンバツ大会に出場した創志学園出身、ドラフト5位指名で入団した高田萌生(ほうせい)選手が在籍する。高田選手は6回に登板。同校野球部員ら約70人が応援に駆け付けた。1塁側で観戦していた60代男性は、「昨年甲子園までバスで応援に行った。今年プロになって成長した高田選手にまた会えてうれしい」と話していた。

 試合は同3軍が7-1で勝利した。試合後に川相監督は「この球場でプレーしていたころはグランドから見る景色しか知らなかった。監督としてベンチから選手たちを見ていると、指導してくれた監督がこのように見ていたのだと気付いて感慨深く思い出した」と話していた。

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