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岡山・野田屋町のケーキ店が3周年 写真を見たまま再現したチョコ人形が人気に

社長の誕生日の特別オーダーに応じた、ケーキ・ラボ レガーレのオリジナルケーキ

社長の誕生日の特別オーダーに応じた、ケーキ・ラボ レガーレのオリジナルケーキ

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 岡山に「ケーキ・ラボ レガーレ」(岡山市北区野田屋町1、TEL 086-206-4456)が10月6日、オープン3周年を迎えた。

城巡り好きな人への城を模したケーキ

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 「フジマルベーカリー岡ビル店」跡に出店した同店。岡ビル市場北の野田屋町公園に面した通り沿いに位置する。店舗前に動物のオブジェと鉢植えを置き、店内は3周年を機にリニューアルしたガラスケース、入り口付近は赤色、店舗奥は動物やチョウを描いたメルヘン風の壁紙で客を出迎える。店長の岸本麻吏奈さんは、「にぎやかな雰囲気が気に入り、壁紙のサンプルを見てすぐ決めた」と話す。

 同店は立体のチョコレート人形でデコレーションするケーキの予約を受け付ける。地元のほか、全国からも注文が入るという。直径12センチ~21センチのサイズと土台となるケーキを決め、チョコレート人形やメッセージプレートなどのオプションを選ぶ。写真やイラストに記入したメモを基に、客の要望に応じて仕上げるという。岸本さんは「受け取りに来てケーキを見た時、子ども以上に親の方が喜んでいる」と話す。

 チョコレート人形は高さ約9センチのものが多く、重さは20~30グラム。ホワイトチョコレートに食用色素を練りこんで作る。新郎と新婦、誕生日の子どもや社長の人形の他、城巡りが好きな人への城を模したケーキなどさまざまな要望に応じる。注文が多い日には一日で20体仕上げることもあるという。岸本さんは「粘土細工に似ている。練り込みは、実は力仕事。写真などを見たまま再現している」と話す。

 岸本さんは兵庫県のケーキ店で修業し、地元で開店した。立体で客の希望を再現するデコレーションケーキは少なく、手掛けるようになったという。

 材料は近隣の岡ビル内の協力で地元産の卵、果物を取り入れる。生クリームは3種をブレンドし、甘過ぎない上品な味わいになるよう工夫する。

 営業時間は12時~19時30分。木曜定休。

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