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岡山・神社をテーマに作品展 「神社がもっと楽しくなれば」

赤い鳥居の前で主催の福田忍さん(左)と長谷川由美さん(右)

赤い鳥居の前で主催の福田忍さん(左)と長谷川由美さん(右)

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 岡山市の禁酒会館ギャラリー(岡山市北区丸の内1)で4月6日から、「ナンジャ・ジンジャ展」が行われている。

ヤマイチアツコさんのコマネキネコ

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 同展は、2008年から街を歩き、歴史などを調べ写真と文章でまとめたリトルプレス「おかやま街歩きノオト」を発行している福田忍さんと漫画家のさやかゆみさんが企画した、神社をテーマにした作品展。

 会場には、高さ約2メートルの真っ赤な鳥居が飾られており、下にはおみくじとこま犬を設置。ちょこさんが制作した同おみくじは、引いた人が補充する仕組みとなっており、来場者が空欄になった部分を埋めおみくじを作成するようになっている。空欄には「神からの一言」や恋愛・身体・遊びなどの運勢を記入する欄がある。

 福田さんは「神社には信仰とは別に興味深いものがたくさんある。街歩きをしているときと同じ感覚で、知ればもっと楽しくなると思って企画した。各作家さんが興味も違い、神社が楽しくなるとうれしい」と話す。

 さやかゆみさんは本名の長谷川由美さんとして、これまで撮りためた岡山県内のこま犬写真100点以上の中から厳選しまとめた冊子「狛犬(こまいぬ)日和」(500円)を販売。表紙に写っている神前神社(同市東区神崎町)のこま犬が、一番のお気に入りだという。親子のこま犬や、人魚のように下半身が魚のようなこま犬など珍しい写真も収められている。

 刺しゅう小物作家のnokitanさんは御朱印帳を入れるバッグ・御朱印帳バンドになるくるみボタン・手鏡を制作。神話に出てくるイワナガヒメやコノハナサクヤヒメ、シカやウサギなどの刺しゅうが入っている。そのほか、amioさんのミニ稲荷神社などの雑貨、ヤマイチアツコさんのコマネキネコ、中国デザイン専門学校の学生4人によるイラストやポストカードも展示・販売する。

 福田さんが作成した会場周辺の「城下界隈(かいわい)神社めぐりマップ」を無料で配布するほか、最新号「おかやま街歩きノオト第21号~女神イワナガヒメのおわす地」(400円)、同作品展冊子(200円)も販売する。

 開催時間は11時~19時。今月11日まで。

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