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岡山にイタリアン新店-まきで焼くナポリピザと約140種類ワイン売りに

ガラス越しに見える店名の入りのピザ焼き窯が目印

ガラス越しに見える店名の入りのピザ焼き窯が目印

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 岡山市、田町の路地裏に「Carlotta Pizzeria&Bar(カルロッタ ピッツェリア アンド バール)」(北区田町1、TEL086‐221‐0086)がオープンして1カ月が過ぎた。開店日は8月2日。

定番の「マルゲリータ」

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 本場ナポリ風の正統派ピザが売りで、ガラス張りの入り口からはイタリアから輸入したという大きな窯に、スタッフがまきをくべてピザを焼く姿が見える。同店代表の立川晃英(たつかわあきひで)さん(31)は、これまで東京の大型イタリアンチェーン店で11年、店舗運営に関わりながら「いずれは自分の店を持ちたい」と願ってきた。今年1月に長年の夢をかなえるべく岡山に帰郷し、5月には出店場所が見つかり本格的に準備を始めたという。

 ピザは主に「トマトソース」「オイルベース」「クリームソース」の3種類で、バリエーションを付け、定番の「マルゲリータ」(1,300円)や、アンチョビーの塩気とニンニク、バジルの香りが酒飲みに好まれるという「ロマーナ」(1,400円)などを提供する。生地はもっちりしているが軽いため「1枚を1人でペロリと食べられる」という。

 ほかに「おすすめ」は、「揚げニョッキとベーコンの盛り合せ」「白レバーのクリーミーペースト」(560円)、「ムール貝の白ワイン蒸し」(820円)、資格を持つスタッフによる「野菜ソムリエのバーニャカウダ」(980円)など。そのほか、壁にずらりと並んだワインはイタリア産をメーンに世界各国のものを常時約140種類そろえており、「必ず好みのものを提供できる」という。

 立川さんが「ちょっとサービスし過ぎたかも」という「ランチ」(平日のみ)は、ピザかパスタのいずれかを選べ、サラダ、アンティパスト、デザート、ドリンクが付いて980円。ディナータイムと同じ材料を使い、ピザのサイズも同じなので「お得感は高い」。

 客を迎える時、見送る時、オーダーを通す時はスタッフが元気な声でイタリア語で応対し、陽気な雰囲気を演出している。立川さんは「すでにリピーターも多くありがたい。仕事帰りや、週末は家族連れも多い。ぜひ自慢のナポリピッツァをおなかいっぱい食べに来てください」と笑顔で語る。

 店舗面積は1階が27坪、席数は40席。現在準備中の2階も合わせると60坪、70席以上になる。ランチ時は禁煙。営業時間は11時~14時(平日のみ)、17時~23時(以上ラストオーダー)。

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