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岡山でショートムービーのコンテスト 2時間ノンストップ上映

第7回OKAYAMAショートムービー祭の実行委員長・中田徹さん

第7回OKAYAMAショートムービー祭の実行委員長・中田徹さん

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 「第7回OKAYAMAショートムービー祭」が11月29日、岡山メルパ(岡山市北区駅前町1)で開かれる。

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 同映画祭は、2012(平成24)年にスタートした。プロ・アマチュア・学生など誰でも応募でき、5分までの部と15分までの部の2コースで競われる。今年は約30本の作品応募があり、13本が1次審査を通過した。1次審査は岡山県内のアーティスト、カメラマン、デザイナーなど5人による審査で、通過した作品にはフラスコ賞を贈呈する。

 当日は、岡山メルパの福武孝之さん、シネマファクトリー・プロデューサーの吉田摩弥子さん、アニメーション作家の中村智道さんが特別審査員として参加する。全員一致の場合に贈られる「アイデアルフラスコ賞」は、第2回の加藤郁夫さんの「くつした」以来受賞者は出ていない。過半数以上の票を得た場合に贈られる「プラチナムフラスコ賞」、特別審査員の誰かが推した作品に贈られる「ゴールデンフラスコ賞」のほかに、入り口で渡される用紙で投票する「観客賞」も用意している。

 実行委員会の中田徹さんは「どんどんレベルが上がり、フラスコ賞の数も増え、今年はスタートしたら2時間以上13本をノンストップで上映する。他の映画祭で受賞した作品も多く、見応えがあるはず。今年はヒューマンドラマが多い。ショートムービーをあまり見たことない人にも見てもらいたい」と話す。

 上映作品は、高橋良多監督の「ティッシュ人間」「ロープウェイ」、堀井彩監督の「事故物件」、安井祥二監督の「Hello」、橋本根大監督の「東京少女」「Happy Happy」、河村永徳監督の「靴屋の愛」、小川貴之監督の「つれない男」、木場明義監督の「サイキッカーZ新たなる驚異」、松本動監督の「公衆電話」、野本梢監督の「次は何に生まれましょうか」、八木景子監督の「Run」、大岩主弥・八木景子監督の「Lady go 3」を予定している。

 中田さんは2010(平成22)年に取り壊し予定だった旧岡山県立児童会館のプラネタリウムを使って映画「はやぶさ」を仲間たちと上映した。この時、多くの人が映画を見に来たことから、同館は取り壊しされず「人と科学の未来館サイピア」として生まれ変わった。「映画の力が人の心を動かし、時代の流れも変えた。映画の持つ魅力や力を信じて楽しんでもらえる時間をつくりたい」とも。

 開場は19時15分、開演は19時30分。入場料は1,000円(1ドリンク付き)。

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