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岡山・六島でキンカンのクラフトビール 高島の漁師が栽培したキンカン使い

キンカンのクラフトビールを販売する予定の「六島浜醸造所」の井関竜平さん

キンカンのクラフトビールを販売する予定の「六島浜醸造所」の井関竜平さん

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 ビール醸造所「六島浜(むしまはま)醸造所」(笠岡市六島)が、キンカンを使ったビール「金柑エール」の醸造を始めた。

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 同社の井関竜平さんは、笠岡市の地域おこし協力隊として2016(平成28)年に活動を始め、任期が満了した2019(平成31)年4月に創業した。笠岡諸島・最南端の六島に、醸造所と飲食スペースを併設している。

 今年2月、笠岡諸島の高島でキンカンを収穫した。高島に住む漁師が、島を訪れる観光客たちに島を楽しんでもらうためにキンカンを栽培している。昨年は200リットルを醸造し、完売した。今年は5月から400リットル・瓶1200本分を醸造している。井関さんは「キンカンは副原料で、ビールをおいしくするためのもの。ほのかに香り、ホップの苦味が後を引かず、炭酸の圧も低くして女性でも飲みやすく仕上げる」と話す。

 井関さんは「以前働いていた食品卸業の会社員の時から、どんな商品に魅力を感じてもらえるのかをよく考えていた。販売量が少なく、時間と労力などコストが高くても、魅力のある商品を作りたいと思い、取り組んできた。笠岡諸島周辺には、魅力となり得る背景を持った食材がたくさんあることに気付き、食材を使っておいしいビールを作るにはどうしたらいいかを考えている」と話す。

 これまでに、北木島のカキを使った「北木島オイスタースタウト」、六島のヒジキを使った「六島ドラム缶会議」のほか、イチジクやソバを使ったビールを醸造してきた。併設の飲食スペースでは、クラフトビールと一緒に手作りのカレーとともに楽しむことができる。

 クラフトビールは同社ホームページで販売するほか、セレクトショップ「はればーじゃ」(笠岡市中央町)、贈答品専門店「ふじまる」(同)で販売する。

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