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岡山の百貨店でマルシェイベント お守り作りワークショップも

「円山ステッチ」の佐野明子さん(写真中央)

「円山ステッチ」の佐野明子さん(写真中央)

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 百貨店「天満屋」岡山店(岡山市北区表町2、TEL 086-231-7111)で4月12日、「円山(まるやま)マルシェinてんまや scene3」が行われる。

「音の絵」のレースで作成したお守り袋

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 アートギャラリー「円山ステッチ」(岡山市中区円山)オーナーの佐野明子さんが主催する同イベント。

 「円山ステッチ」は2010年に設立。岡山市街地から約3キロの操山(みさおやま)のふもとで、自然に囲まれた場所を選んだ。「暮らしのデザイナー」の佐野さんが「自然と寄り添う丁寧な暮らし」をコンセプトに、マルシェや展示会などをこれまでに約300回開催している。共感する農業、飲食業、生活雑貨などの店舗が出展し、関心を持った客で毎回にぎわっているという。

 「円山ステッチ」に興味を持っていた、天満屋岡山本店食品チーム付(兼)総菜セクション主任の旦知子(だんともこ)さんの提案で、同イベントが開催された。百貨店のイベントには適さないと言われたものの、相談を重ねて開催が実現した。2015年に開始し、3回目を迎える。会場は同店6階みどりの広場、今回から葦川(いせん)会館にも拡大する。出店は90件で過去最多。旦さんは、「生活を彩り、丁寧な暮らしにつながる機会になれば。出店者とものづくりのエピソードなどを語らい、ゆっくりと楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 同イベントは、「つくるワークショップ」、事前予約制の「たべる会」、「円山マルシェステージ~日々の祈り~」、販売コーナーの4部構成。販売コーナーでは、「野菜食堂こやま」(岡山)の弁当、「ルヴァン」(東京)と「宗像堂」(沖縄)の天然酵母パンなどが出店する。「手づくりジャム工房」(岡山)は、佐野さんの手書きイラストのラベルを貼った「ひめレモンジャム」を120個限定で販売する。

 「つくるワークショップ」では、「お守り袋」製作を行う。「音の絵」の刺しゅうレース生地を使って作成したお守り袋を同店に預け、備前国総社宮で護符を入れて21日以降に同神社で受け取る。参加費は1,800円(護符・玉串料込み)

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。4月17日まで。

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