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岡山・玉野でブラインドサッカー西日本リーグ初開催 岡山・広島・兵庫が対戦

岡山デビルバスターズのメンバー

岡山デビルバスターズのメンバー

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 岡山県玉野市にある宇野港フットサルコート(岡山県玉野市築港)で10月8日、「ブラインドサッカー西日本リーグ2017第2節」が行われた。岡山県での開催は初めて。

キックオフ前にボール位置を知らせる審判

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 ブラインドサッカーはパラリンピック競技の一つ。国内ルールでは視覚障がい者と晴眼者が共にプレーできる。特殊な鈴が中に取り付けられたボールを用い、40メートル×20メートルのコート、両サイドに高さ1メートルのサイドフェンスを並べてプレーする。4人のフィールドプレーヤーはアイマスクを着け、ゴールキーパー、相手側ゴール後ろに立つガイド、監督の指示を聞いて、ボールの位置やゴールの向きを把握しながらプレーする。

 日本ブラインドサッカー協会が主催する地域リーグは北日本、東日本、西日本、今年新設の中日本を含めて4リーグ、全19チームが参加する。西日本リーグは創設3年目で、兵庫・岡山・広島・北九州・福岡の5チームが対戦。9月から12月に4節に分けて試合を行う。優勝チームには2018年春に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる。

 岡山デビルバスターズは西日本リーグに昨年から参加し、2年目で初めて地元開催となった。サイドフェンスの外側に関係者や地元のサッカーチームの子どもらが応援に駆け付け、プレーヤーの掛け声とボールの音を遮らないよう静かにピッチ内を見守った。

 同チームは兵庫サムライスターズに0対4で敗れ、アフィーレ広島BFCに0対0で引き分けた。キャプテンの幸田凌侑(りょう)さんは「岡山開催で知人からの応援が多く、プレーしやすかった。次節は勝利を挙げたい」と話す。副キャプテンの佐藤雄一さんは「次の試合では自信を持ってもっと走りたい」と意気込む。

 第3節は11月19日、広島市で開催される。

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