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岡山・後楽園の玄関口でたまりBAR 地域と共にセカンドステージ語れる場を

実行委員の打谷直樹さん

実行委員の打谷直樹さん

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 岡山市にある福岡醤油建物(岡山市北区弓之町)などで5月19日、「たまりBAR 2018」が開かれる。

鯉のぼりと福岡醤油建物

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 7回目となる同イベントは、2016年10月以来の開催。主催はNPO法人後楽園門前まち復興舎。会場は、岡山後楽園の玄関口となる出石町周辺にある福岡醤油建物と向かいの空き地、旧観光案内所「しろまち工房」が準備されている。

 同エリアは1945(昭和20)年の岡山空襲の時に被災しなかった建物がいくつか現存している地域。同施設は明治時代に建てられた主屋と昭和初期の離れなどから成り、エリアの中心的な位置にある。建物の改修・保存・活性化など、社会実験を行いながら進めてきた。同イベントは、建物に多くの人が触れ、意見を交わす場として2014年6月よりスタートした。

 2017年、両建物をアパレルメーカー「ストライプ・インターナショナル」(幸町)社長で石川文化振興財団の石川康晴さんが購入した。実行委員の打谷直樹さんは「セカンドステージに入った同プロジェクト、地域の人と共に次の展開を話せる場所『たまれる場所』を楽しんで」と話す。

 当日は、出石ガールズが岡山郷土料理「ばら寿司(ずし)」を提供する。地元婦人会のレシピを地域に住む子育て世代の母親に伝え、前日から仕込みをする。向かいの空き地では、炭ハバキ(玉野市)が焼き鳥を提供。建物内では西川緑道公園で開催している「満月BAR」が出店、福岡醤油建物の蔵を使いカウンターのみの本格的なバーを「bar.comptoir(バーコントワール)」(磨屋町)が出店する。

 開催時間は16時~20時。

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