三井リアルティ不動産中国が1月17日、「三井のリパーク」岡山磨屋町第3駐車場(岡山市北区磨屋町)にAED(自動体外式除細動器)を設置した。
全国に7195事業地がある「三井のリパークの時間貸し駐車場」の中でも初の試み。近年、公共施設や交通機関、事業所内などにAED設置が進む中、24時間利用できる場所は少ないのが実情。同社は「24時間対応の時間貸し駐車場に設置することで、万一の際の人命救助の役に立ちたい」としている。
リパーク事業グループの中茂(なかも)淳さん(37)は「同市中心部の繁華街で駐車場利用者が多く、付近は人通りも多いことからここを選んだ。今後も設置可能な事業地があれば検討していきたい」と話す。
同所は、昨年7月にペットボトル入り濃縮ダシじょうゆ「だし道楽」の自動販売機が設置され話題を呼んだ場所でもある。同自販機はその後、中山下1丁目のパーキングに2台目を設置。近々同市内、内山下にも設置予定という。中茂さんは「駐車場利用者や付近の方々の役に立てるような内容を日々考えている。今後も地域社会に貢献できるような取り組みを行っていきたい」と話す。