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岡山芸術創造劇場ハレノワのカフェに書店併設 ライブラリースペースも

ベアーズブックストアの松浦瑶子さんと矢本奈央さん(左から)

ベアーズブックストアの松浦瑶子さんと矢本奈央さん(左から)

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 書店「bear’s book store(ベアーズブックストア)」が岡山芸術創造劇場ハレノワ(住所)のカフェ「CCCSCDゲキジョウ店」内にオープンして、9月15日で2カ月がたった。

書店「bear’s book store(ベアーズブックストア)」1

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 同店は、昨年9月にグランドオープンした同施設開業と同時にオープンした。経営するデザイン会社「CIFAKA(シファカ)」(石関町)は、カフェとデザイン雑貨などを販売する「CCCSCD(シーシーシーエスシーディー)」、岡山県立美術館内のミュージアムショップ「KENBI cifaka(ケンビシファカ)」、同館併設の「喫茶シファカ」、テイクアウト専門店「STAND(スタンド)」などを展開する。

 カフェスペースには約80席を用意。書店スペースには、デザイン、建築、アート、フォトグラフィーや海外の書籍などを置くほか、シファカの作元大輔社長らが持ち寄った本など、絵本、写真集、料理本、雑誌、専門書など店内でだけ読めるライブラリースペースを設ける。岡山神社の久山信太郎宮司やアパレル店「ビッグアメリカンショップ」の平井基王社長などが選書した約10冊の本をそれぞれ箱に入れて並べたスペースも設ける。

 オープニングイベントとして、京都の書店「誠光社」(京都市上京区)店主の堀部篤史さんと出版・制作会社「アジアンビーハイブ」(浅口市鴨方町)の赤星豊社長のトークイベントを行った。その後、書籍「ホルモン大航海時代」の著者でポルトガル料理研究家の馬田草織さんのトークイベント、映画「美しき仕事」の上映会なども開いた。

 シファカの矢本奈央さんは「表町商店街にも以前は6店あった書店が現在は2店。デザイン会社で、本を愛する者として、質量やたたずまいなど大切にしたい。文化発信の場である劇場にある書店にふさわしい本との出合いを提供できれば」と話す。

 9月19日には書籍「だから殺し屋は小説を書けない。」の著者・岡崎隼人さんのトークショー、26日には映画「ヒューマン・ポジション」、10月27日には映画「ビレッジ・オン・ビレッジ」の上映会も店内で予定している。

 営業時間は11時~17時(木曜は22時まで)。

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