「しろちかパフォーマーズスクエア」が9月20日、スタートした。
主催は、「服部管楽器」(岡山市北区表町3)を営む服部悟さん。桃太郎大通りと城下筋の交差点、岡山シンフォニーホール(岡山市北区表町1)と城下地下駐車場につながる「城下地下広場」、愛称「しろちか」を会場にして、ミュージシャンなどが自由に発表する場を提供する。「しろちか」には、噴水、ベンチ、トイレ、観葉植物などがある。
音楽、ジャグリング、漫才などジャンルは問わず、プロアマなども問わない。毎週日曜、1人約40分のパフォーマンスが可能で、1日8組を想定している。出演無料。ポータブルスピーカーとマイク2本を用意しており、それ以外の機材は持ち込みとなる。ライブ配信を服部管楽器のユーチューブチャンネルで行い、現地で見られない人にも届ける。
服部さんは「新型コロナウイルス感染拡大で、ライブ活動がほとんどできなくなった。屋外ライブと配信を両方できる仕組みを作れないかと7月ごろから考えていた。以前、千葉県柏市を訪れた時、ストリートミュージシャンが演奏する場所や機会を街全体でつくっていて、岡山でもつくりたいと思った。多くのミュージシャンが日常的に演奏できる街にしていきたい」と話す。
「毎週、同じ場所で音楽が鳴っている環境をつくる。岡山市とも一緒に観光などにもつなげたい。岡山を訪れる人が音楽の街だと感じられる文化となるまで続けていきたい」とも。
開催時間は11時~16時。ユーチューブライブは視聴無料。