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岡山神社で秋の「蚤の市」 初出店6店を含む全51店

岡山神社の久山信太郎宮司と岡本あゆみさん

岡山神社の久山信太郎宮司と岡本あゆみさん

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 岡山神社(岡山市北区石関町)の「蚤(のみ)の市」が10月18日に開かれる。

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 岡山神社は860年ごろ、現在の岡山城のある場所に「坂下(さかおり)の社」として創建されたとされている。岡山城建築に当たり、現在の場所に移った。1882(明治15)年に岡山神社と社号を変更した。

 同イベントは、2012(平成24)年にスタート。現在は春と秋の2回開催。神社境内と旭川・河川敷「ENGAWA会場」で、アンティーク雑貨などの販売とワークショップ、フード・ドリンクの提供を行う。

 「いいものSHOP」として、5月にオープンした世界各国の一点物を扱う雑貨店「ett axcis(エト・アクシス)」(出石町)、バッグブランド「BAILER(ベイラー)」の制作過程で出る糸や歯切れを使ってアップサイクルされたパッチワークエプロンなどを展開する「3sun(サン)」が初出店するほか、24店が出店を予定している。

 「おいしいものFOOD」として、岡山市内で育てた野菜などを販売する「kiitos.k(キートスケー)」、林ぶどう研究所で農業を学んだ坂本典隆さんが作るブドウを販売する「SAKAMOTO GRAPES」、週2日だけ営業するパン店「HÜTTEトキドキパンヤサン」(瀬戸内市長船町西須恵)が初出店するほか、23店が出店を予定している。

 「つくるものWORKSHOP」としては、簡単な活版印刷のワークショップを行う「備前凸版工作所」(備前市西片上)が初出店するほか、4店が出店を予定している。

 岡山神社の久山信太郎宮司は「神社を日常的に触れる機会として始めた蚤の市。神様の前では皆、平等であるかのように雰囲気がいい。最近はザ・ワールド・キッチンのイベントや岡山神社の鳥瞰(ちょうかん)図を描くなど、距離感が近くなることはうれしい。長く続けていきたい」と話す。

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