岡山駅周辺3カ所で9月17日、自分の街と政治の関係を考えるイベント「マチナカ岡山day」が開催される。
10月6日に告示される岡山県知事選挙をきっかけに、地元の若者が、まちづくりのこと、選挙のこと、岡山のこれからを気軽に話し合える場所を創出しようと企画した同イベント。
主催は、NPO法人YouthCreateや岡山大学地域総合研究センターの岩渕泰さん、岡山大学教育学部桑原敏典研究室などが中心となって組織する「若者の参画する岡山 WASAO(ワサオ)」。
同NPO代表の原田謙介さんは「若者が政治に興味を持ち、語り合うだけでなく世代を超えた未来への対話ができる岡山をしていきたい」と話す。
第1部(11時~12時30分)は、トークイベント「地方政治ってなに?」を開く。元高校教諭の野村泰介さんに、岡山出身の女優・塩尻成花(せいか)さんが素朴な疑問を投げかけるという。「2人は元先生と生徒の関係で、今更聞けないような質問も、中学生でも分かるように解説するつもり」と野村さん。
第2部(14時~16時)は、コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)で、岡山大学教育学部桑原敏典研究室による「知らにゃーおえまあ!岡山県知事選~みんなでゆるく楽しく語り合おう~」を開く。「県知事はどんな仕事をしてきたのか」「4年間で成果は出たのか」「理想の県知事とは」などをテーマに、ワークショップ形式で展開する。
第3部(17時~18時30分)は、西川アゴラ(岡山市北区田町1)で「各県議会議員に聞く、県政の4年間」を開く。民進党の高橋徹さん、日本共産党の森脇久紀さんを招き、「子ども・若者向けの政策について」「雇用・経済について」「インバウンド・広報について」などをコーディネーターの原田謙介さんが聞き出す。
9月30日には、同イベントのリポートと世代ごとのまちについての意見をまとめたハンドブック「WASAO BOOK」を配布する。同団体では、10月の県知事選挙前、11月の県知事選挙後にも同様のイベントを予定している。
参加費は、学生=100円、社会人=500円。参加申込が必要(http://youth-create.jp/ まで)