岡山・石山公園(岡山市北区石関町7)で6月2日、「第0回 後楽の森と川パークマーケット」が初めて行われた。
主催はNPO法人「ENNOVA OKAYAMA(エンノバ オカヤマ)」。これまでも岡山市内中心部で、文化や教育、芸術などをテーマに人と地域の縁をつなぐ機会や場を提供してきた。フリーマーケットを行うのは初の試みで、お披露目の意味を込めて「0回」とした。名前の由来は、旭川を望む場所にある石山公園が別名「後楽の森」と呼ばれることにちなむ。
雑貨やアクセサリー、古着などを扱うフリーマーケット形式のブースのほか、ワークショップを行うブースやフードやドリンク、お酒を提供する32ブースが出店。アコースティック音楽のライブなども行われ、子どもから大人まで幅広い年齢層が訪れ、飲食ブースでは昼過ぎには完売の店が続出した。
事務局の石井範子さんは「市街地からは遠い場所にある人気店や、男性やおじいちゃんおばあちゃん、子どもたちも楽しめるような店を選んだ。心配していた天気も回復し、予想以上に盛況でうれしい」と話す。「今後は町内会とも協力して地域に根差したマーケットにしたい。街中にあるこの場所を地域の人の交流や活躍の場としていきたい」とし、定期開催を目指す。
次回開催は10月末ごろを予定している。