岡山国際ホテル(岡山市中区門田本町4、TEL 086-273-7311)が、8月から女性宿泊客限定で客室内アメニティーに岡山産コスメセットのサービスを行っている。
同ホテルでは「岡山の良いものを広めていきたい」という思いから地元産にこだわり、製造販売の歴史も古い「瀬戸市牛窓のオリーブ化粧品」と、竹から採れる希少な竹水(ちくすい)を使った化粧品としては世界初という「倉敷市真備の竹水化粧品」の2種類のセットを用意。チェックイン時にフロントでいずれか1セットを選べる。「現代の女性はシンプルで質の良いものを求める傾向があることから、自然派で刺激がなく、どんな肌質にも優しいものを選んだ」という。
企画部の福田由美子さんは「6月から女性社員でコミッティを立ち上げアメニティーの見直しに取り組んできた。利用客から『肌にスーッと入る感じがする』と好評。同ホテルは市街地から少し離れた高台にあり、リゾート感で癒やしを与え都会にはない良さを提供したい。宿泊料が高いというイメージがあるようだが、良心的な値段で質の良いサービスを目指している」と語る。市街地が展望できるシティーサイドのダブルルームを1人6,000円(1泊朝食付き)で提供しているという。
同ホテルでは「女性の心をつかむホテル」を目指しており、1階のレストランTHE GARDEN TERRACE(ザ ガーデン テラス)では女性客限定で帰りにバラの花を1本と、ローズエッセンス入りのキャンディーのサービスも行っている。同レストラン、ディレクトゥールの岸伸良(のぶよし)さんは「レストランは元気を回復させる場所と考え、頑張りすぎて疲れた時は食事をして元気を取り戻してほしい。バラを差し上げると年齢問わず皆さん笑顔になる。部屋に飾り特別な自分を思い出してほしい」と語る。
今後も女性客をターゲットに「友達にも教えたい」「自分へのご褒美に利用したい」と言われるホテルを目指し、さまざまな企画を行っていくという。