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岡山で大学生が首長になって「日本一住みたい街」への重点政策と予算案をプレゼン

(左から)NPO法人ドットジェイピー岡山支部の平松芹奈さん、藤井優香さん、春名実来さん

(左から)NPO法人ドットジェイピー岡山支部の平松芹奈さん、藤井優香さん、春名実来さん

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 「未来自治体全国大会~岡山エリア地方決勝大会~」が3月7日、TKP岡山会議室(岡山市北区磨屋町)で開かれる。

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 主催するNPO法人「ドットジェイピー」(東京都千代田区)は、若者の投票率向上を目的に大学生が中心となり活動を展開している。春休みの3月・4月、夏休みの8月・9月に国会議員や地方議員事務所でのインターンシップのプログラムを提供している。

 同大会は、インターンシップ中の大学生の2~4人のチームが、30年後のまちの未来像を考え、「日本一住みたい街」にするための10年後の重点政策・予算案について各チームが想定する首長になり、プレゼンテーションする。

 岡山大学、ノートルダム清心女子大学、岡山理科大学、就実大学、山陽学園大学、岡山商科大学、IPU環太平洋大学、中国学園大学、鳥取大学の大学生約60人21チームが参加する。持ち時間は約10分で、「ビジョンが描けているか」「実現可能な提案になっているか」「30年後に通用する価値観があるか」「住みたい街の共感を生めるか」の4点から評価をして優勝を決める。出場する大学生を含めた会場にいる観覧者が採点を行う。

 優勝した1チームは全国大会準々決勝に出場できる。毎年9月には若者のための国家デザインコンテスト「未来国会」が開催されている。昨年の未来国会では、岡山大会優勝チームが全国3位になった。

 岡山支部代表の藤井優香さんは「未来を描くために、現状の課題や魅力を調査する。自分の街を知れば知るほど、好きになる。インターンシップや同コンテストに関わることで、自分たちの生活と政治を身近に感じられるようになった」と話す。

 岡山支部広報担当者の春名実来さんは「チームで考えた政策を10分のプレゼンで伝えることは難しい。何を伝えるスキルは上がったように思う。就職活動にも生かせるのでは」、広報担当者の平松芹奈さんは「参加するまでは、政治に興味を持てなかったが身近に感じられるようになった。議員の印象も変わった」と話す。

 開催時間は10時~16時20分。

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