AR(拡張現実)スポーツ「HADO(ハドー)ワールドin岡山」が現在、イコットニコット(岡山市北区駅前町1)4階で行われている。
「HADO」は、「meleap」(東京都千代田区)が2014(平成26)年に開発したスポーツで、世界36カ国、210万人以上が体験している。昨年6月、常設コート「HADOアリーナ」日比谷店(同)がオープンした。
頭にヘッドマウントディスプレー、腕にアームセンサーを着けることで、プレーヤーには腕から発するエナジーボールなどが見える。片面6メートル・5メートルのコート内で、1チーム最大3人でエナジーボールを撃ち合い、体の正面にある4枚の的(ライフ)に全て当てると1ポイントが入る。1ゲームは80秒を2ラウンド行う。
このほか、エナジーボールから守られる壁(シールド)を作ることや、エナジーボールのスピードや大きさなどの設定など、プレーヤーごとに変更でき戦略的なチーム戦もできる。
初心者1人でもプレーできるレクチャー付きの「HADOトライアル」(600円)とコートレンタルプランがある。30分レンタル(1人1,500円)・60分レンタル(1人2,000円)は3人以上、90分レンタル(1人2,500円)は6人以上で申し込みができる。コートレンタルは予約が必要。
同イベントの企画をする「テレビせとうち」(岡山市北区柳町2)の事業コンテンツ局・チームリーダーの森通憲さんは「これまではファミリーでの参加が多かった。福岡第一高校では2019年10月にHADO部が設立された。岡山の高校生や大学生にも体験してほしい」と話す。「岡山出身のHADOプレーヤー・シャアさんは、HADO公式ウエブサイトでランキング1位のチーム『Arc-A's(アークエース)』に所属している。岡山から強いチームが生まれることも期待している」とも。
「コロナ禍でスポーツも自粛傾向にあるが、体の接触もなく密になりづらいスポーツとしても面白さがある。感染症対策をしっかりして岡山大会も企画する予定にしている」と意気込みを話した。
開催時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は11時~)。6月27日まで。