日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)2部の「吉備国際大学Charme(シャルム)岡山高梁」が現在、ツイッターで応援メッセージを募集している。
吉備国際大学は2000(平成12)年、女子サッカー部を創部し、2012(平成24)年、なでしこリーグに昇格した。今年はなでしこリーグ2部で14試合を行う。全選手39人のうち34人が大学生の同チームは現在1勝4敗のリーグ7位。今年チームに初加入した加戸由佳さん倉敷市出身。中学2年生の時、岡山湯郷Belleに加入し、2013(平成25)年は女子サッカー日本代表選手としてプレーした。
同チームでは今年、コロナ禍でもファンやサポーターとのつながりを作るため、ツイッター応援メッセージの受け付けを始めた。ホームゲームの1週間前に「応援メッセージお願いします」をツイッターで発信する。同ツイートに応援コメントを入れるか、リツートすることで応援できる。
ツイッターで応援した人を対象に、「必ず勝つで賞!」としてニューバランスコラボTシャツを1人、「ヤル気出たで賞!」としてクールビズポロシャツを1人、「頑張るで賞!」として2021マフラータオルを3人に抽選で進呈する。メッセージには各選手から返事を届ける。
5月23日は、神原スポーツ公園多目的グラウンド(高梁市松原町)で13時から岡山湯郷Belleとホームゲームを行う。岡山湯郷Belleは現在リーグ8位。県内2チームが戦う「岡山ダービー」は、岡山県に緊急事態宣言が発出されたことからリモート・マッチ(無観客試合)となった。
吉備国際大学シャルムの岡山出身選手は、加戸さんをはじめ、FW(フォワード)の西村留亜さん、高島瑞希さん、石成優希さん、MF(ミッドフィルダー)の川名みのりさん、GK(ゴールキーパー)の西原紀恵さんの6人。西村さんは高梁日新高校時代から同チームでプレーしている。
加戸さんは「キャプテンの阿部楓子さんはプレーで周りを引っ張れる選手、古谷優理亜さんは大学1年生のFWで得点力に期待している選手。各選手がアグレッシブにボールに向かっていくのがシャルムらしい諦めないサッカー。どの選手にも注目して見てもらいたい。私はセットプレーからヘディングでゴールを狙う」と話す。
「1部昇格に向けて、勝つことにこだわりたい。勝つことで地域の人に喜んでもらえることが選手のモチベーションになり、応援の声も増えていく。サッカーを見て明日も頑張ろうと誰かの活力となれるように精いっぱい頑張る。『頑張って』の一言だけでも力をもらえるので応援メッセージを寄せてほしい」とも。
ツイッターへの応援呼び掛けキャンペーンは、6月以降4回を予定している。