オハヨー乳業(岡山市中区神下)が6月8日、期間限定商品「ぜいたく果実・ゴールドキウイ&ヨーグルト」の販売を始めた。
2017(平成29)年秋から販売が始まった「ぜいたく果実ヨーグルト」シリーズは、まるごとイチゴ、まるごとブルーベリー、白桃の通年販売商品3種に加え、これまでパイナップル、メロン、ハッサクなどの期間限定商品も販売してきた。ゴールドキウイは12種類目となる。
同社・広報担当の野崎雅徳さんによると、果肉の黄色いゴールドキウイは、グリーンキウイに比べ酸味が少なく果肉が柔らかいのが特徴。同社ではニュージーランド産ゴールドキウイを現地で瞬間冷凍し、自社工場でフルーツソースに加工。加熱処理をする時間を短くすることで風味を残しているという。
何度も試作を繰り返し、商品化までには約6カ月を要したという。熟したゴールドキウイの果肉は柔らかく、製造過程でとろけてなくなってしまう点に苦労したという。ヨーグルトはフルーツに合うよう研究を重ね、鮮度の高い生乳を使うこと、乳脂肪分を少し高めにすることでミルク風味を感じ、まろやかな味わいに仕上げた。
野崎さんは「ヨーグルトは近年、健康機能が注目を浴びているが、味も楽しんでほしい。コロナ禍でストレスの多い日常だが、朝食や昼食に同商品で少しぜいたくな時間を感じてほしい」と話す。
価格は170円。7月中旬まで全国のファミリーマートで販売する。