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岡山にネパール食材店「ハラル岡山」 岡山在住20年の店主が開業

「HALAL OKAYAMA(ハラル岡山)」店主のバスネット・ナバラジさんら

「HALAL OKAYAMA(ハラル岡山)」店主のバスネット・ナバラジさんら

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 ネパールの食材店「HALAL OKAYAMA(ハラル岡山)」(岡山市北区駅元町)がオープンして、12月17日で2カ月がたつ。

「HALAL OKAYAMA(ハラル岡山)」店内1

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 同店は、ネパール出身のバスネット・ナバラジさんが、ネパール料理の食材やハラル認定を受けた商品、石けんなどの日用品などを販売する。

 バスネットさんは2003(平成15)年、岡山に住み始めた。岡山大学周辺にネパール・インドカレー店「タンドールバル&カフェ」(北区津島新野1)、岡山商科大学周辺にネパール家庭料理店「ICOIダルバート」(北区津島京町3)のほか、ネパールの日本語学校も経営する。岡山市地域日本語教育推進のための総合調整会議の委員を務めるなど、多文化共生にも参画している。

 岡山県によると、2022年12月時点の在留ネパール人は、県内1000人、市内400人以上。バスネットさんによると、留学生は約300人。今後も増加傾向にあるという。バスネットさんは「岡山に住むネパール人の食材購入だけではなく、日本人にもネパールの家庭料理を知ってもらう場にしたい。料理の作り方を漫画にして今後配る予定」と話す。

 食材は、ひよこ豆やレンズ豆、ラウド豆などのダル(豆)、チキンやマトンの冷凍肉、ブラックペッパーやクローブなどのスパイス、そば粉やとうもろこし粉、ラギ粉、ギーやアチャール、インスタントラーメン「チャウチャウ」などを準備。ネパールの米、ビール、ラム酒、タバコも販売する。

 「アルバイト先が見つからない、どこの病院に行けばいいか分からないなど相談を受けることも多い。日本人とネパール人の交流の場を増やし、ネパール人も住みやすい岡山にしていきたい」とバスネットさんは意気込む。

 営業時間は、11時~14時、17時~19時。土曜・日曜定休。

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