肉吸い専門店「オカメトヒョットコ」(岡山市北区内山下2)が5月30日、岡山県庁舎近くにオープンした。席数は、カウンター=10席、テーブル=10席。
肉吸い専門店「オカメトヒョットコ」の肉吸い(豆腐・玉子入り)
店主の須賀原和子さんは、プリンやチーズケーキ、ナポリタンなどのカフェメニューのほか、アルコールの提供をする「表町夜喫茶パルドン」(北区表町2=現在は臨時休業中)を2020年にオープン。飲みすぎて二日酔いになることもあることから、だしを飲める肉吸い専門店を出店することにした。
「肉吸い」は、なんばグランド花月に近いうどん店「千とせ」(大阪市中央区)が発祥。ある芸人が二日酔いで店を訪れた際、肉うどんのうどん抜きを頼んだことが始まりだという。同店のだしはカツオをメインに野菜と魚介をブレンドしたもの。国産牛肉のみを使い、ゆでた肉を後からだしに入れ提供する。
メニューは、「肉吸い」(800円)、「肉と豆腐」「肉と玉子」(以上850円)、「肉と豆腐と玉子」(900円)を用意し、トッピングは、わかめ、とろろ昆布、あおさのり(以上100円)から選べる。ご飯物は、ご飯(中=200円、大=250円)、本枯れ節(ほんかれぶし)をのせた「鰹(かつお)ねこまんま」(300円)、姫路市のブランド卵「夢王」を使った「夢王卵かけごはん」(500円)も用意する。「肉豆腐」(600円)、「すじこん」(450円)、日替わりの約10種の総菜から3種類を選べる小鉢セット(1,000円)などをそろえる。
ランチメニューは、肉吸いと白飯、本日の小鉢、漬物のセット「肉吸い定食」(1,000円)。白飯を「鰹(かつお)ねこまんま」に変更したセット「肉吸い鰹ねこまんま定食」、卵かけご飯のセット「肉吸い卵かけ定食」(以上1,100円)。白飯を「鰹ねこまんま」に変更して卵をつけたセット「肉吸い鰹ねこまんま卵かけ定食」(1,200円)、白飯とブランド卵「夢王」を付けたセット「肉吸い夢王卵かけ定食」(1,300円)、白飯を「鰹ねこまんま」に変更してブランド卵「夢王」を付けたセット「肉吸い夢王ねこまんま卵かけ定食」(1,500円)を提供する。肉吸いは豆腐入り、卵入り、両方入りから選べるほか、トッピングにわかめ、とろろ昆布、あおさのり(以上100円)を付けることができる。
ドリンクは、瓶ビール(小瓶=550円~、中瓶=650円~)、ハイボール、焼酎(以上600円)、チューハイ(550円)などのアルコールを準備する。
須賀原さんは「二日酔いに優しいだしの飲める肉吸いを始めたが、県庁で働いている人の来店も多く、女性や親子連れも来店する。昼飲みでも利用してほしい」と話す。
営業時間は11時30分~19時。日曜・祝日定休。