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岡山にメニューのないコーヒーカウンター バリスタが好みをヒアリング

カウンター・コーヒー・カウンターの店長・大住直也さん

カウンター・コーヒー・カウンターの店長・大住直也さん

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 コーヒー店「COUNTER COFFEE COUNTER(カウンター・コーヒー・カウンター)」が11月13日、山陽新聞社本社ビル(岡山市北区柳町2)にオープンした。カウンター6席、ボックス席6卓を用意する。

コーヒー店「COUNTER COFFEE COUNTER(カウンター・コーヒー・カウンター)のカウンター

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 同店は、今年3月に閉店した洋菓子店「L’ATELIER DU NINIKINE RYOKUEN(ラトゥリエ・ドユ・ニニキネ・リョクエン)」跡にオープン。メニューから選ぶのではなく、客の好みや要望などからコーヒーをカウンターで提案する形式の店を、コーヒー店「キノシタショウテン」が新業態として出店した。

 キノシタショウテンの2カ所の焙煎(ばいせん)所から届く10種類以上の豆から、焙煎の荒さ、湯の温度、ドリッパーの種類などを選び、豆のキャラクターを最大限に引き出して提供する。水は、マグネシウムの含水率を調整したカスタムウオーターを使うほか、ワイングラス、一陽窯・木村肇さんの備前焼カップ、作家の伊藤環さんのカップで提供する。価格は1,500円、2,000円、3,000円の3種。

 大住直也店長は昨年春、キノシタショウテンに入社。これまで100種以上のコーヒー豆を味わってきた。「私たちが考えるスペシャルティコーヒーは、産地ごとの風味の個性を表現し、クリーンな味わいを届けること。カウンターでバリスタが一人ずつヒアリングして、注文するコーヒーを一緒に決める。コーヒー好きはもちろん、その日の気分に合わせたコーヒーを飲みたい人などに楽しんでほしい」と話す。

 黄色いボックス席では、エスプレッソコーヒー(700円)、カフェラテ(850円)やチョコラテ(950円)などのドリンクメニューと、クラブハウスサンド、ハムチーズサンド(以上1,300円)などのフードメニュー、どら焼き、プリン(以上580円)などのデザートメニューを用意する。

 このほか、オリジナルタンブラー(6,600円)を購入すると、月額8,800円でコーヒーが飲み放題になるサブスクプランを準備している。タンブラーは230ミリリットルサイズで、同店の愛称「カコカ」をデザインしている。「日常にスペシャルティコーヒーを楽しんでほしい。1日2杯、月20回飲めば、1杯当たり220円と気軽な価格になる。コーヒーをよく飲む人に」とも。

 営業時間は7時30分~17時30分。

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