「リベラルアーツハウス総社」(総社市門田)が4月にリニューアルオープンするのに先立ち、2月28日、式典が開催された。
池上家が所有する同建物は、2009(平成21)年から「Heart Art Link(アートアートリンク)」が障害のある子どもとアートによる開放の場「秦川(しんせん)邸」として、2015(平成27)年からアーティストのアトリエとギャラリー「総社アートハウス」として活用されてきた。
4月に「リベラルアーツハウス総社」と名前を変え、一般社団法人「ON-DO(オンド)」が運営する。同法人は、2015(平成27)年に設立した学習塾「誠和学舎」として、教科学習だけでなく探究学習などを通して、同塾の生徒・小中学生約50人に対して地域教育、社会教育を行ってきた。
リニューアルに当たり、2024年秋ごろに活用に向けた話し合いをスタートし、清掃活動やベンチなどの備品製作に高校生・大学生のボランティアなど約100人が関わってきた。同法人の岡村拓海さんは、この取り組みのために電気工事士の資格を取得して配線工事を行ったという。
代表理事の高山和成さんは「この場所を地域に開き、子どもに限らずどんな世代でもリベラルアーツと呼ばれる人文科学、社会科学、自然科学など幅広い教養を身に付けられる場所にしていきたい。講座や習字、硬筆、そろばんなどの教室、セミナーや講演会、芸術鑑賞、子ども会、保護者会、餅つきにみそづくりまで、学びたい人と伝えたい人が交わる拠点にしていく」と話す。
建物は誠和学舎が塾として使うほか、和室16畳のメインルーム(定員30人)は1時間2,200円、板間12畳のワークスペース(同20人)は同1,100円、和室8畳の茶室(同15人)は同1,100円で、それぞれ貸し出す。収益事業を行っていない団体や個人には、施設整備などの貢献作業によって半額になる減免制度も設ける。
開館時間は9時~21時。