岡山市中区にある備前国総社宮(岡山市中区祇園、TEL 086-271-0336)で8月24日、「備前国総社宮拝殿建設見学会」が開かれる。
1994年に放火により焼失してしまった本殿、拝殿を復興している同宮。1815年に建設されていた焼失前の本殿は、2010年に平安様式を再現し再建築された。
本殿の前に位置する拝殿の再建現場を見学できる同見学会。普段見ることのできないお宮の全容が見られ、宮大工による解説も行われる。そのほか、昔の大工が使用していた「やりがんな」の体験や、宮司による「お宮参りの仕方」などの話も。
「備前国総社宮とは、備前国にある128神社が全て集まる神社。昔、政治をつかさどる人は国内の神々に承認を得ていた。全ての神社を巡礼するのは大変なので、1カ所に集まる総社宮を建築した。神々の集まる場所として、これ以上ない神社を目指して建築している」と宮司の武部さんは熱く語る。
開催時間は9時~15時。参加無料。