買う

岡山のアートスペースで「ツチノミ-うつわは土の果実」展-全国から約500点

土の個性を活かした全国の器たち

土の個性を活かした全国の器たち

  • 0

  •  

 岡山のアートスペース油亀(岡山市北区出石町2、TEL 086-201-8884)で8月30日から、「つちのみ-うつわは土の果実-」展が開かれる。

アートスペース油亀

[広告]

 古民家をアートスペースとして再生した同店。これまでに「珈琲のための器展」や「カレーのためのうつわ展」など使う側目線での展示を行ってきた。

 同展は、器をつくる大きな要素となる「土」に着目。土を探し、土を掘り、土に寄り添い土の個性を活かし作品をつくる作家たちのイベントとなっている。

 北海道の工藤和彦さんの作品は、恐竜のいた白亜紀の土、2億年前の粘土を使っている。この粘土は、4万年の歳月をかけて中国大陸からやってきた黄砂でできている。

 出品者は、井上尚之さん(熊本)、江口誠基さん(福岡)、今野安健さん(山形)、高力芳照さん(岡山)、寺村光輔さん(栃木)、馬渡新平さん(秋田)など23人。約500点を展示ずる。すべて店主の柏戸さんが現地で出会い感銘をうけた作家の作品。作品は会場で販売も行う。
「作家たちの土へのこだわりは個性となり、生活に彩りを加えてくれます。今回は多くの作品に出会える機会。お気に入りの作品と出会ってほしい」と柏戸さん。

 期間中は、日替わりでの特製シロップを用意し、実際に陶芸家の器でかき氷が食べられるイベントも同時開催する。

 開催時間は、11時~19時。入場無料。9月7日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース