岡山のレストラン「padang padang(パダンパダン)」(岡山市北区表町1、TEL 086-223-6665)が今年で20周年を迎え、4月21日、岡山市内で記念パーティーが開かれた。
音楽好きのオーナーシェフ・赤木大輔さんを慕い全国からミュージシャンが訪れ、これまでもアコースティックライブなどを行ってきた同店。当日のイベント会場には約180人が参加。東京・大阪から駆け付けたミュージシャンや岡山で活躍するバンドのライブのほか、地元の後輩や友人たちの飲食ブースなどが設けられた。
赤木さんは和食店や割烹で4年間の修業後に独立。岡山市内で何度か移転し、現在の地に店を構えて12年になる。「20年はあっという間だったが、今回のパーティーを終えて気合が入った。次の30周年に向けて気を抜けないという気持ちが芽生えた」と話す。
ワインに合う料理が基本にあり、イタリアンを主体に、フレンチ、和食などをミックスさせた料理を提供している。初期は和食メーンの店だったが、イタリアンやフレンチは店の経営と同時進行で学び、時には東京まで足を運んだという。「おいしいと言ってもらった時が一番うれしいし、そのクオリティーを保つためにお客さんの笑顔をイメージしながら作っている。料理は素材ありき。今後は使ったことのない食材で新しいメニューに挑戦したい」とも。
営業時間は18時~24時。火曜定休。