岡山市・祗園にある備前国総社宮(岡山市中区祗園、TEL 086-275-7055)で4月29日、総社宮拝殿竣工祭が行われる。
備前国にある128神社の合祀(ごうし)である総社宮は1992年2月16日の火事により焼失してしまった。復建のため、多くの氏子(うじこ)さんや出雲大社などを手掛ける宮大工など多くの人に支えられ、2009年12月に御正殿が竣工した。
宮司の武部聡明さん、禰宜(ねぎ)の武部一宏さんの願いにより、同拝殿は創建当時と同じ、平安時代の建築様式を再現している。併せて耐用年数を500年以上となるように設計・施工されているという。
8時から宮田宣也さん率いる「明日襷(あすたすき)」による神輿渡御(みこしとぎょ)が行われる。フランスでも神輿を担いだ同団体が、周辺地域を13時まで練り歩く。
13時から祭典、14時から奉祝行事として、和太鼓、日本拳法がおこなわれるほか、1.6メートル×4.5メートルの書を曽我英丘さんが書く。17時からは、「岡山アワード2014」美容・ヘアサロン部門を受賞した木下ユキミさん率いる倉敷芸能塾の獅子舞が披露される。
19時15分、20時45分からは、倉敷芸科大学非常勤講師、映像作家の佐藤安さんによるプロジェクションマッピングが行われる。
境内には、野菜食堂こやま、中華料理の山珍、bar.comptoir(バーコントワール)、出張喫茶店water markなどが出店する。
開催時間は8時~21時ごろ。小雨決行。入場無料。