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岡山の元高校教諭が「セカンドオピニオンティーチャー」活用呼び掛け

野村泰介さん

野村泰介さん

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 岡山の元高校教諭・野村泰介さんが現在、クラウドファンディングを通じ、セカンドオピニオンティーチャーの取り組みを広める呼び掛けを行っている。

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 セカンドオピニオンティーチャーは、自分の将来の進路について悩む子どもたちにとっての「2人目の教師」。日本の医療現場では、主治医だけでなく、別の医師から意見を求める「セカンドオピニオン」の考え方が浸透してきた。野村さんによると、学校現場でもサポートできる教師が2人いればもっと進路選択のミスマッチを無くせるとの思いから「野村教育研究所」を開設した。

 野村さんは「16年間の教師生活では、学校内でできることの限界を感じ、改善したい問題点も見えてきた。各生徒に合った学力と生きる力を一緒になってつけていきたい」と話す。

 現在、生徒向けに配信する動画「勉強するのが嫌いな君へ」、保護者向けに配信する動画「親子で楽しく進路の話」を公開するほか、保護者向けミニ講演会「うちの子どうして勉強しないんでしょう」では、直接質問なども受け付けている。

クラウドファンディングでは「野村式、最短最強授業ノート」製作への支援を呼び掛けている。野村さんによると、同ノートは教師時代に生徒15人に使ってもらったところ、約80パーセントの生徒が定期テストの成績が上がったという。

 「セカンドオピニオンティーチャーの存在を広く知ってもらいたい。一人でも多く、悩みを抱えた生徒のサポートを行いたい」とも。

 支援金は3,000円~。100万円コースも用意している。10月15日まで。

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