岡山駅すぐ近くのイオンモール岡山(岡山市北区下石井1)の1階未来スクエアで3月1日、「エレフェス~学ぼう!18歳選挙権~」を開催する。
選挙をもっと身近に感じてほしいとの思いから、19歳の古賀要花さんが企画した同イベント。エレフェスは、「選挙」を意味する英語「エレクション」から名付けた。
当日は4部構成で、「若者によるパフォーマンス代表選」では19組の個人・団体が「岡山の未来」をテーマに約5分間のプレゼンテーションを行った後、来場者が投票する模擬選挙を行う。
「政治ってなあに?クイズで学ぼう!」では岡山に関するクイズを出題し、回答者に菓子や風船を進呈する。
「私の想いあなたに届け!声を発信しよう」では多くの高校で卒業式が行われる日にちなみ、「自分の未来」「岡山の未来」など思いを写真で表現する。会場ではインスタグラムの写真枠を貸し出しする。
「選挙手帳に自分だけの政治記録をつけよう」では来場した高校生に「選挙手帳」を無料配布する。元高校教諭の野村泰介さんと共同製作したという同手帳は、10年分の自分の投票履歴が残せるようになっている。高校生以外には当日、300円で販売する。
古賀さんは高校1年生の時、人間形成に大切な部分を「教育制度」に頼っていると強く感じ、オランダの学校を見学。帰国後、教育と深く関わりのある「政治」にも興味を持つようになり、学内で発表したという。「自分と同じ世代やもっと若い人が政治だけでなく自分で考え行動する社会になってほしい」と古賀さん。
同イベントの運営費用は、古賀さんが知人を通じて250人以上の人に会いに行き、150万円以上を集めたという。古賀さんは「難しくない楽しいイベントにしたい。イオンに遊びに来たついでに政治や選挙のことを知ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。参加無料。