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岡山の居酒屋「雉の酒場」が1周年 「岡山でファジアーノを一番愛する店」目指す

店主の山本伸一さん

店主の山本伸一さん

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 岡山市内にある居酒屋「雉(きじ)の酒場」(岡山市北区磨屋町、TEL 086-206-7779)がオープンして1年がたった。

ファジアーノサポーターで賑わう店内

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 同店は昨年3月7日、「ファジアーノ岡山のサポーターと他府県のサッカーファンが集まり、サッカー話で盛り上がれる居酒屋」をコンセプトにオープン。テーブル席20席、カウンター席5席、テレビモニター2つを備える。壁面にはファジアーノ岡山のユニホームなど応援グッズが飾られている。

 和食料理店に約14年勤務した山本伸一さんが店主を務める。「オープンの頃は選手をほとんど知らなかったが、スタジアム観戦や来店したサポーターと話すうちに詳しくなった」という山本さん。「お客さまと盛り上がり、喜びを共有できる。店主を1年間続けて来られたのはサポーターのおかげ」と話す。

 試合のある日は、「対戦相手を食べ尽くして勝利しよう」と特別メニューを用意する。これまでV・ファーレン長崎戦は「アオリイカの刺身」、松本山雅FC戦は「山雅ビール」、ツエーゲン金沢戦は「治部煮(じぶに)」、カマタマーレ讃岐戦は「骨付き鶏」などが人気だったという。今月26日のザスパクサツ群馬では群馬のこんにゃくを使ったメニューを用意する。

 看板メニューの「肉寿司(すし)」(セット盛り5貫、1,200円)は、香川県産の「オリーブ牛」を軽くあぶってすし飯にのせて提供。そのほか、観葉植物のポットに似せた「ポテトサラダ」(460円)、「アサリの酒蒸し」(600円)、「国産上ミノの竜田揚げ」(650円)などを用意する。

 オーナーの桶井亮さんは「これからも岡山でファジアーノを一番愛する店を目指したい」と意気込む。これまで群馬、横浜、京都、長崎からの来店もあったといい、「県外のサッカーファンも立ち寄り、サッカーをきっかけに交流できる場にしたい」とも。

 営業時間は17時~翌2時。ファジアーノ岡山のアウェーゲームの日は試合開始30分前に開店する。月曜、第3火曜定休。

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