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岡山のカフェ「マチスタ」が1周年-編集制作会社社長が二足のわらじ

生き続けるうまい珈琲と心地よい空間。店内で珈琲を入れるオーナーの赤星さん。

生き続けるうまい珈琲と心地よい空間。店内で珈琲を入れるオーナーの赤星さん。

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 岡山のスペシャルティコーヒー専門店「マチスタ COFFEE」(岡山市北区中山下1)が4月、リニューアル・オープンから1年目を迎えた。店舗面積は7坪で、席数は8席。

受け継がれた「マチスタ」の名前と珈琲の香り

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 店主の赤星豊さんは、東京の出版社で編集・デザインに携わった後、2005年に倉敷市児島町で編集制作会社「アジアン・ビーハイブ」を設立した。旧店名「街なかStudy room(通称「マチスタ」)」というカフェの元店主・小池さんの人柄と醸し出すコーヒーの味にほれ込み店に通い続けていた赤星さん。昨年2月に店を閉めるという話が浮上した際、「自分が後を引き継ぐ」と決心し、リニューアルを経て店を開いた。午前中は同店でコーヒーを入れ、午後からは倉敷で会社経営に携わるという「二足のわらじ」生活を続けている。

 「会社の経営もカフェの経営も、いろいろと難しい時代だが、長く続けることと地元の方々に愛されることを忘れずに一生懸命元気に頑張っている」と、客足の絶えない店内を忙しく立ち振る舞う赤星さん。

 現在は、地元の年配客や独身女性、カップルなど、幅広いファンが赤星さんとの会話を楽しみに朝から集まる。「勢いで飛び込んだ飲食業だったが、毎日店に立つこと、珈琲を通して人と接することが楽しい」と二足のわらじ生活を楽しんでいる。

 営業時間は9時~19時(土曜・日曜は11時~18時)。月曜定休(祝日の場合は営業)。完全禁煙。

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