岡山市内に本社を置くアパレルメーカー「ストライプインターナショナル」(岡山市北区幸町)は7月14日、浴衣を着て勤務する「浴衣デー」を行った。
昨年に続き2回目。この日、社員約70人が浴衣で通常業務を行った。全国24ブランド1200店以上を出店する同社では、17ブランド23種類の浴衣を製造販売している。「若い世代にもっと和装に親しんでほしい」という思いを社内でも体感し、実践しようという試み。
文化企画部の大月沙菜恵さんは「社内が見た目にも華やかで高揚感がある。背筋が伸び、気持ちがいい。通勤時から浴衣で来た社員も数人いて、着慣れれてくると楽しめるようになる」と話す。
同社では約90%が女性社員で、育児休業制度や短時間勤務制度・残業削減など働き方改革にも力を入れている。同日はプレミアム・フライデーで、「勤務後は社内行事として浴衣を着て後楽園へ行く予定」と話していた。