岡山市にある岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館「きらめきプラザ」(岡山市北区南方2)で11月19日、「教育×だっぴ~迷える学生が語る教室~」が開催される。
「だっぴ」とは、2010年に同団体の代表柏原拓史さんが「若者がなりたい自分ややりたいことを諦めず、未来を選択していける社会を作りたい」という思いから活動を始めた。今回のテーマは「教育」。主には学校の先生を目指しているが迷っている大学生30人と、教育に関わる職業につくゲスト30人が参加する。
学生とゲスト混合で輪になり、トークテーマについて各人が手にしたスケッチブックに答えを書く。企画する学生のサポートを行う森分志学(しがく)さんは「大人と学生が教える教えられるの立場ではなく、フラットな関係性の中で話ができるので、気持ちが心に響きやすいのでは」と話す。
企画メンバーの岡山理科大学2年生の清水魁偉(かいい)さんも進路に迷う学生の1人。清水さんは中学・高校の時に子ども会連合会のジュニアリーダーズクラブに所属して、小学生のお祭りを企画・運営などをした経験をもつ。現在は小学校の先生を目指し教育学部で勉強中だが、この経験から体験をもっと大切にできる教育現場を模索している。「ゲストの多様な教育観を聞き、目指す道を選択したい」と話す。
ゲストには「津山東高校」校長の桑元秀明さん、「中国学園大学子ども学部」講師の野村泰介さん、「大原美術館」学芸課・社会連携班で子ども向けプログラムを担当する寺元静香さん、病弱児の学習支援・復学支援の「NPO法人ポケットサポート」代表の三好祐也さんなど30人を予定している。
開催時間は13時~17時。参加費は500円(高校生は無料)。