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岡山・大和町に「幸せのクリームパン」の2店舗目 オープン初日から完売続く

「空とパンとハンモック」の店内で接客するスタッフ

「空とパンとハンモック」の店内で接客するスタッフ

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 岡山市北区大和町に10月25日、パン店「空とパンとハンモック」(岡山市北区大和町2、TEL 086-234-3383)がオープンした。

カスタードクリームをふんだんに使った「幸せのクリームパン」

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 同店は「幸せのクリームパン」を販売する「Masabakery(マサベーカリー)」(岡山市東区可知1)の2店舗目。同パンは2011年に商品化。オーナーの正部(まさべ)貴司さんが県外出張中にクリームパンを食べたのがきっかけで、開発に着手した。正部さんは「クリームがおいしくても多過ぎるといまいち。クリームとパン生地のバランス、幸せの比率を研究して編み出した」と話す。東日本大震災の直後、希望を持てるように願って「幸せのクリームパン」と名付け、販売当初は売り上げの一部を寄付していたという。

 店舗前には「クリームパン」の黒い文字とイラストをプリントしたのぼり、ベンチと赤いチェック柄のハンモックが並ぶ。ハンモックを使ってリラックスしたり、写真撮影を楽しんだりできるよう、スタッフの提案で設置した。

 開店初日から連日完売しているという「幸せのクリームパン」(180円)のほか、無添加にこだわったパンを約40種販売。「塩パン」(100円)、「くるみチョコ」(150円)、カープソースを使った「焼きそばコッペ」(110円)、「カレーパン」「ひとくちタマゴサンド」(以上100円)などが好評という。ドリンクは「アップルジュース」「ドクターペッパー」などをそろえる。

 正部さんは大型車の販売から一転、「子どもが喜ぶことを仕事にしたい」という思いからパン作りを学んで開業。創業は同市北区伊島北町で、いずれは同エリアに店舗を再び構えたいという願いを今回実現した。「子どもが喜び、大人も幸せな気持ちになってもらえるパン作りを続けたい」と意気込む。

 営業時間は6時~17時。火曜定休。

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