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岡山・新見のパン店で「パン雛」 クロワッサン抱えたひな人形でにぎわいを

クロワッサンを抱えた女雛(めびな)

クロワッサンを抱えた女雛(めびな)

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 岡山県新見市のパン店「新見パン工房松陰」(新見市西方、TEL 0867-72-2525)で現在、「パン雛(びな)」が展示されている。

クロワッサンを抱えた男雛(おびな)

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 7段飾りの人形15体に長さ約7センチのクロワッサンを一つずつ持たせ、同店内に展示している。人形の手の形に合わせ、クロワッサンを横、縦、斜めに載せている。高坏(たかつき)に載せる丸餅、ひし台のひし餅の代わりにクロワッサンを飾っている。

 同展示は「にいみ雛まつり」の展示の一つ。人形一式は同イベントのために家庭で飾らなくなったものを主催者が寄付で集め、展示協力者に貸し出している。飾り付け用の小物の太刀(たち)、扇、太鼓などが一部紛失していたため、同店で代わりにクロワッサンを持たせようと考えた。

 同店の金山伸広さんは、「昨年はお内裏(だいり)さまだけだったが、今年は全員にクロワッサンを飾った。来店した客も楽しんで写真を撮り、話題になってうれしい」と話す。「パン店らしいひな人形になった。新見のひな祭りがにぎわうきっかけになれば」とも。

 「にいみ雛まつり2018」は3月2日から5日まで、JR新見駅前・太池邸・中央商店街・御殿町センター一帯で開催。さまざまなひな人形を楽しめる。

 営業時間は8時~18時。月曜・火曜定休。

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