岡山県笠岡市の干拓地にある道の駅「笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)で10月6日、野外映画イベント「ねぶくろシネマ」が開かれる。
同イベントは東京都調布市で始まり今回が32回目。岡山県内では初開催。屋外に設置した縦4メートル・横6メートルのスクリーンで、参加者がレジャーシートやアウトドアチェアなど持参してゆったりと映画を見ることができる。入場者数は約1000人を想定している。
上映作品は、ミニオンズが登場する「怪盗グルーの月泥棒」(日本語吹き替え版)。同市の高校生にアンケートを取り決定した。事務局を務めるココホレジャパンの浅井克俊さんは「映画館がない街で、日本で2番目に広い干拓地というこの地域の特徴的な場所で、子どもから大人までが楽しめるイベントを開きたい。いい思い出となって、地元に対する愛が育まれることも期待している」と話す。
「子どもを連れて映画館に行くことに抵抗がある親も多いはず。コスモスの綺麗な季節に、夜空の下、家族で映画を見る。話をしながら見てもいい。映画デビューする子もいるかもしれない。シンプルに映画を楽しみ、家族との時間を楽しんでほしい」とも。
開催時間は18時30分~20時30分。入場無料。