サポーターミーティング「『山鳥毛』をみんなの力でふるさとに」が2月16日、瀬戸内市立中央公民館(瀬戸内市邑久町)で行われる。主催は、瀬戸内市教育委員会社会教育課。
国宝「山鳥毛」」は、上杉謙信の愛刀であり上杉家の「伝家の宝刀」として大切にされてきた。1952(昭和27)年に国宝に指定されるまでは上杉家が所蔵していた。その後、岡山県内の愛刀家が所有し、岡山県立美術館に収められている。
岡山県瀬戸内市は、2018年11月、生まれ故郷である「備前長船」へと里帰りさせるために「山鳥毛里帰りプロジェクト」をスタート。クラウドファンディングサイト「ふるさとチョイス」などで購入に必要な資金5億円を調達する。
同イベントは2回目で、プロジェクトの魅力を発信するため行われる。武久顕也(あきなり)瀬戸内市市長が「山鳥毛里帰りプロジェクトのこれから」について話すほか、刀工の川島一城さんが「国宝山鳥毛の魅力」を伝える。同プロジェクトを盛り上げるプランを考えるワークショップや、日本刀の模型を組み立てて刀の仕組みを学び、彩色など自分好みに仕上げる子ども向けワークショップ「自分だけの日本刀をつくろう!」も開催する。
開催時間は15時~16時30分(子ども向けワークショップは15時~16時、対象は小学生以下、当日先着20人)。参加無料。