岡山市のリサイクルショップ「VECTOR（ベクトル）」（岡山市北区青江5、TEL086-206-5540）が運営するセミナー「ベクトル大学第13回公開フォーラム」が9月3日、九重親方を招いて行われる。

「ベクトルPLUS総本店」外観

「私はかく闘った　千代の富士物語～闘いのすべて～」と題し、九重親方へのインタビュー形式で行う。毎回、講演会の後に食事付きの懇親会を設けているのが大きな特徴で、講師と直接会話し、間近に触れ合う機会。集まる人たちも同じファン同士つながりやすく、ビジネスや縁を結ぶ役割も担っているという。

ベクトルグループ社長の村上智博さん（36）は、リサイクルショップ開業から16年、株式会社化して10年になる。もとは社員教育のために社内で行っていたセミナーで、店舗数が増えるにつれ店員のモチベーションにより売り上げに差が出ることを懸念し「必要だったから始めた」という。昨年3月から公開形式の仮想大学「ベクトル大学」としてスタート。以来、毎月1回開催している。

村上さんは「参加者の中には『このイベントで人生が変わった』という人や、ここで出会い結婚した人もいる。そういった反応がなによりうれしいし、自分へも刺激となる。今後は運営を共にできる企業とのコラボレーションも積極的に行っていきたい」と熱く語る。今回会場となる「岡山国際ホテル」（中区門田本町）とは初のコラボ。ホテル側は宿泊プランも用意しているという。

開催時刻は17時～18時30分前売り券3,000円、当日券3,500円、5人以上の団体は2,500円）、懇親会は18時30分～20時30分（食事付き1万円、100人限定）。どちらかのみの参加も可能。当日現地での受け付けもするが、懇親会は100人限定のため前売り券の購入を勧めるという。チケットはベクトル各店やホームページ、フェイスブックイベントページのほか、「天満屋トラベル」「山陽新聞社サービスセンター」「インディスク（倉敷天満屋）」などのプレイガイドでも購入できる。